【卒業研究発表会・その2】

今日は建築工学科4年生の卒業研究発表会の続編、
論文発表について一部をお伝えいたします。

1つ目は「鉄筋コンクリート構造物の耐震性・耐久性向上法に関する研究」という論文です。
大地震に対して、建物の規模やコストの観点から必ずしも規定の高強度コンクリートが求められるとは限りません。
そこで、既往の研究と同様の試料で目標とする強度を得るための水セメント比、調合比を推定し検証してみた、という内容です。

2つ目は「ポリマーセメントペーストを用いたシート防水構法に関する研究」という論文です。
コンクリートは圧力がかかった際の鉄筋への接着度や、雨など外部からの水分浸透率が強度に関わってきます。
そこで、プライマー(下塗り用接着剤)濃度・塗布量と、ポリマーセメントペースト(分離を安定化するために高分子樹脂を混ぜたもの)の塗布量が接着性、水密性に及ぼす影響を明らかにする、という内容です。

主にコンクリートに関するテーマでしたが、アンコールワットなど宗教建築の崩壊メカニズム・その地の土質についての研究などもありました。

建築物に欠かせない材料について深く知ることも大事ですね。

先日も大きな地震がありましたが、今後の自然災害に立ち向かう技術が求められています。

時間いっぱい、研究結果を発表してくれた皆さん、
実験も含めて本当にお疲れ様でした!

 

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