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女の子
自分の好き
したい からつながる
建設のしごと
男の子
なんとなく建設業界に興味がある。
だけど、どんな仕事がしたいのか、どんな仕事があるのかはよくわからない……。
そんな人のために、単純に「好き!」「したい!」を出発点として、
建設業界でどんな仕事とどのようにつながるかを解説してみました。
同時に、その仕事をするために必要な資格を通して紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください!
※もちろん建設業界の仕事の一例です。
出発点1
モノづくりが好き!
つながり
1
例えばこんな人ならば
モノづくりの中でも、
設計や構造に興味があって好き
モノづくりの中でも、デザインや構造に興味があり、図面を描くのが好きな人には建築士[資格]がオススメ。建築士はお客さまの意見や希望にそったデザインや住空間を考えながら設計図を作りますが、本当の居心地の良い空間はその人や環境によって違うため、絶対的な正解というものがありません。だからこそ、さまざまなことにチャレンジでき、モノづくりの楽しさを感じられます。また、自分の家をつくるのであれば、和風、洋風、古民家風など、自分の理想通りの家を設計することもできます。
▼建築士
▼
設計が好きなら
「建築士のしごと」につながります
つながり
2
例えばこんな人ならば
チームでモノづくりを
することが好き
実際の家づくりの現場では、作業員の安全を守りつつ、図面通りに、予算通りに、スケジュール通りに施工が進むよう、現場を管理する人が必要です。そんな役割を担うのが、施工管理技士[資格]です。現場を表からも裏からも支え、仕切る役割だから、現場をまとめ上げるためのコミュニケーション能力やリーダーシップも必要で、みんなと協力してモノをつくるのが好きな人にピッタリです。また、現場で監督をしているため、建物ができていく過程を身近に実感でき、モノづくりの奥深さと楽しさを実感できます。
▼施工管理技士
▼
みんなでつくりあげることが好きなら
「施工管理技士のしごと」につながります
つながり
3
例えばこんな人ならば
地図に載るような
大規模なモノづくりがしたい
地図に載るような大規模な建造物をつくる仕事には設計、施工のほか、安全性や耐久性を守るためにとても重要な資材に関連する仕事があります。その資材のなかでもとくに重要なのがコンクリートといえます。コンクリートの原材料はセメントや水、粗骨材(砂利)、細骨材(砂)などですが、その配合比率により強度などが変わります。そのため強度はもちろん、耐火性や耐水性、耐久性など、使用目的に合わせてコンクリート製品を選んだり、品質を管理する人が必要です。そんな重要な役割を担うコンクリート技士[資格]やコンクリート主任技士[資格]、コンクリート診断士[資格]は、大規模な建造物をつくるうえで必要不可欠な人材となります。
▼コンクリート技士・主任技士、診断士
▼
大規模なモノがつくりたいなら
「コンクリート技士・主任技士・診断士のしごと」
につながります
出発点2
親孝行がしたい!
つながり
1
例えばこんな親孝行ならば
親の家のリフォームや
家づくりを全面サポート
■パターンA
建築士[資格]ならば、親の老後に備えた家のリノベーションやリフォーム、増・改築の際、親の希望を聞きつつ、予算の範囲内で最大限居心地の良い空間やデザインを提案、設計してあげられます。親のことをよく知る一番近い存在だからこそできる提案、設計を通して、とても意義深い親孝行ができるでしょう。また、現場の状況を見ながら現場監督や施工管理技士と打合せをしたり、工事の進み具合も確認。完成後は設計書通りになっているか、汚れや傷がないなどを、お客さま(親)の立ち会いのもとにチェックしていくので、設計から完成、引き渡しまですべての工程で、親を全面的にサポートできます。
■パターンB
パターンA同様、施工管理士[資格]ならば、親の家づくりの際に現場を監督する立場として親をサポートできます。現場を監督する立場だからこそ見えてくる視点で、建設手法やコスト面で適切なアドバイスができるほか、建築士と密接な関係になることが多いため、親のことをよく知る一番近い存在だからこそ見えてくる視点で、設計に関する提案をすることも可能です。また、実際に現場を取り仕切ることにより、成長した姿を見せて親を安心させることもできます。
▼建築士・施工管理技士
▼
親の理想空間を実現してあげられる
「建築士のしごと」「施工管理技士のしごと」
につながります
つながり
2
例えばこんな親孝行ならば
親の老後の安心・安全を守る
年を重ねるごとに日常生活が不自由になっていく親が老後も快適に暮らせるよう、アドバイスをしたり、安全な住環境を整えてあげたいという人は福祉住環境コーディネーター[資格]がオススメ。例えば、廊下と居室の段差をなくし、車イスや杖をついた状態でも本人が移動しやすいバリアフリープランを考えてあげたり、福祉用具や介助用具選びでもアドバイスができます。また、インテリアコーディネーター[資格]として、親の好みに合ったインテリア選び、動線の提案をしても喜ばれそうです。
▼福祉住環境コーディネーター
インテリアコーディネーター
▼
親の老後の快適な暮らしを守る
「福祉住環境コーディネーターのしごと」
「インテリアコーディネーターのしごと」

につながります
出発点3
世の中の役に立ちたい!
つながり
1
例えばこんな社会貢献ならば
環境やSDGsに対する意識が高い人は、
持続可能な街づくりに貢献
建築士[資格]ならば、地域住民の生活を支える公共施設などの建設において、最高責任者として社会貢献ができます。その際、世界的な課題であるSDGsに通ずる設計を提案したり、防災・減災を意識した頑丈な施設づくりを通して、甚大な自然災害時でも社会機能が停滞しないような街づくりに貢献することもできます。
▼建築士
▼
SDGsや防災を意識した街の設計は
「建築士のしごと」につながります
つながり
2
例えばこんな社会貢献ならば
社会を支える公共施設などを作って、
快適で安心・安全な街づくりに貢献
建築士同様、施工管理技士[資格]も建造物の建設現場を監督する立場として、世の中に貢献できます。とくに大規模な建造物の場合は作業員の数も多くなり、それだけ強い統率力が必要になり、やりがいも感じられるでしょう。また、大規模であればあるほど人や資材などの手配、スケジュール管理など、デスクワークも多く、完遂できればより大きな達成感を感じられます。
▼施工管理技士
▼
持続性ある安心・安全な街づくりは
「施工管理技士のしごと」につながります
つながり
3
例えばこんな社会貢献ならば
災害などに強い頑丈なモノづくりを通じて、
社会の安全に貢献
災害に強い街づくりには、丈夫で頑丈な施設が欠かせません。そんな施設づくりには、強度が高く、用途に応じて扱いやすいコンクリートが欠かせません。とくに、あらかじめ工場内で製造したコンクリート部材を現場で据え付けるコンクリート二次製品は、開発に高い技術力が必要で、製品づくりの面においても社会貢献が可能です。もちろん、施工後の品質管理などにおいても、街の安全を守る重要な仕事として貢献できます。コンクリート技士[資格]やコンクリート主任技士[資格]、コンクリート診断士[資格]ならば、それらの役割を担うことで社会貢献することが可能です。
▼コンクリート技士・主任技士、診断士
▼
災害に強い街や施設づくりは
「コンクリート技士・主任技士・診断士のしごと」
につながります