科目名 | エコ・リフォーム概論 ※実務経験のある教員による授業科目(講義) |
担当者 | 加藤哲也 |
科 | 建築デザイン科 |
学年 | 2 |
受講期間 | 後期 |
単位 | 2 |
授業時数 | 30 |
教科書 | なし |
参考書 | |
到達目標 |
エコ・リフォームの概念を各自がそれぞれの考えのもとに話すことができるようになること。 |
講義内容 |
エコをエコノミーとエコロジーの視点から、リフォームを家のつくりと暮らしのあり方の視点からみていく。 |
評価方法 | テスト、出席課題 |
受講者の皆さんへ:
- 後期授業計画
第1回 | |
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内容 |
源から |
詳細 |
建築と建物、近代から古代へと辿りながら考えてみる。 |
報告 |
講義の題目である「エコ・リフォーム」という言葉について、それはどういう意味をもつものなのかを投げかけてみたつもりです。伝わっただろうか? |
第2回 | |
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内容 |
水と建築 |
詳細 |
自然の中の水、社会の中の水、家の中の水について考えてみる。 |
報告 |
上記について考えてみた後、行政の下水道台帳に各自接続し実務的なデータの扱いを体験する。 |
第3回 | |
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内容 |
大地と基礎 |
詳細 |
いつも踏んづけている地面のことを考えてみる。 |
報告 |
なぜ基礎があるのか?地盤の強さを表uc2 す基準を自身の体重と関連づけながらみてみる。 |
第4回 | |
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内容 |
考えること |
詳細 |
設計図を描くにあたって考えることは何か? |
報告 |
設計課題に対しての取り組み方を産業化の時代を迎えて以降の建築を参照にしながらみていく。エコへの取り組みの基準が産業革命の頃を起点としていることもふまえながら。 |
第5回 | |
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内容 |
感触/温度 |
詳細 |
暑さ・寒さ、熱さ・冷たさ、硬さ・柔らかさ |
報告 |
伝わり方、感じ方のしくみを理解しながら、具体的に設計にどう活かすことができるのかをみていく。 |
第6回 | |
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内容 |
太陽と地球 |
詳細 |
太陽と地球のあいだのやりとりについて |
報告 |
私たちの環境の主導権を握る太陽、その太陽とのつきあい方を設計的視点からみていく。 |
第7回 | |
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内容 |
自然光と照明 |
詳細 |
光による身体の反応について |
報告 |
光のさまざまな能力や影響を設計とどのように結びつけられるのかをみていく。 |
第8回 | |
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内容 |
空気の流れ |
詳細 |
身体と衣服の関係から床・壁・天井と身体の関係、そして家の中の空気と身体の関係について |
報告 |
空気の中に含まれているもの(水分や化学物質)が身体と良好な関係を維持するための設計とは。 |
第9回 | |
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内容 |
リフォームの現場から |
詳細 |
設計依頼が来たときから設計の初期段階にかけての取り組み方 |
報告 |
具体的な作業、考えておくべきこと、設計するための準備から初期の計画において、どんなことを考え、作業しているのかをみていく。 |
第10回 | |
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内容 |
スケッチ |
詳細 |
具体的な課題を与え、プランを練る。 |
報告 |
身体の寸法と設計の寸法とモノの寸法の心地よい関係を意識して線を引く。このとき自然環境や空間のことをいっしょに思うことができるようになること。 |
第11回 | |
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内容 |
コンセプト |
詳細 |
第10回のスケッチの講評と設計するときの思考の流れ |
報告 |
与えられた依頼条件をどのように読み解くか。その例を示しながら最後に各自の今の思考の土台を見つめてもらう。 |
第12回 | |
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内容 |
文章読解 |
詳細 |
人の考えを自分の考えの中に吸収してみる |
報告 |
これからの暮らしを設計していくために、どのようなことを考えていくべきかを考えること。 |
第13回 | |
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内容 |
材料 |
詳細 | 材料のもつ性質をその周辺に及ぼす環境変化とともにみていく。 |
報告 |
土へ還るのか、そうなれないのか、このような視点に立ってこれからの家をどのように設計していけばよいのかを考える。 |
第14回 | |
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内容 |
近代化から2050年までのことを考える |
詳細 |
産業革命と環境と身の回りの変化について |
報告 |
気候変動と生物多様性の視点から2050にむけてのカーボンニュートラルにむけた取り組みをふまえて、身近なモノゴトについて各自で考えてみる。 |
第15回 | |
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内容 |
テスト |
詳細 |
各自の考えるところを述べる |
報告 |
「エコ」と「リフォーム」は対の関係。「エコ」は考え方、「リフォーム」は実行。環境に合わせて私たちも変化する必要がある。未来の人類へつなげる義務。新たな共存。自然環境と生活環境とのバランス。(エコ・リフォームとは?への学生からの回答の一部) |