公開日:2025年3月5日/最終更新日:2025年10月14日
授業概要・授業計画
| 科目名 |
図学 ※実務経験のある教員による授業科目(実習) |
| 担当者 |
加藤哲也 |
| 科 |
建築工学科 |
| 学年 |
1学年 |
| 受講期間 |
前期 |
| 単位 |
1 |
| 教科書 |
使用しない |
| 参考書 |
例題で学ぶ図学(森北出版)、造形の図学(日本出版サービス)、第三角法図学(森北出版) 他 |
| 到達目標 |
3次元のものを2次元で表現できるようになること。 |
| 講義内容 |
形…考えたものを目に見える、手で触れる状態にしたもの
図…考えたものが平面上にあらわされたもの
形から図へ、その演習 |
| 評価方法 |
課題の達成状況と理解度 |
受講者の皆さんへ:
わからないところがあったなら、その日のうちに聞いてください
| 第1回 |
| 内容 |
立体を図で表現するということ |
| 詳細 |
第三角法の基本事項の確認 |
| 報告 |
この1年間(図学・造形)の流れの説明。折り紙による多面体効果の体験。 |
| 第2回 |
| 内容 |
投影法について |
| 詳細 |
投影法全般についての説明 |
| 報告 |
正投影法の課題を出題(5問) |
| 第3回 |
| 内容 |
投影法について |
| 詳細 |
実長を知る方法 その1 |
| 報告 |
引き続き正投影法の課題を出題(5問) |
| 第4回 |
| 内容 |
第三角法 その1 |
| 詳細 |
三面図の作成 |
| 報告 |
副投影法を身につける演習。予定より遅れ気味ではあるが、全員そろって理解し、進んでいくことを優先。 |
| 第5回 |
| 内容 |
第三角法 その2 |
| 詳細 |
三面図の作成 |
| 報告 |
回転法についての演習 |
| 第6回 |
| 内容 |
演習課題その1 |
| 詳細 |
1〜5回の内容を踏まえた演習課題その1 |
| 報告 |
白の家(設計:篠原一男)の外観をモチーフにした作図&模型。回転法を使って屋根と軒天の実長を求め、模型用の図面を作成。本日はここまで、模型製作は次週に持ち越し。 |
| 第7回 |
| 内容 |
演習課題その1 |
| 詳細 |
演習課題の作図から模型へ |
| 報告 |
第6回の課題の模型製作。他の授業も含めて模型作りは初体験とのこと。スチノリの扱い方などからの説明、最初は少し時間が必要か。 |
| 第8回 |
| 内容 |
:演習課題その2 |
| 詳細 |
1〜5回の内容を踏まえた演習課題その2 |
| 報告 |
吉田五十八自邸をベースにした課題。難易度を下げるためのアレンジを行い、正方形の平面形の上に屋根を載せる。そのための模型を作成するための作図を行う |
| 第9回 |
| 内容 |
演習課題その2 |
| 詳細 |
1〜5回の内容を踏まえた演習課題その2 |
| 報告 |
前回は作図、今日は作図から模型を起こす作業。仕上がり具合に差は生じているが、作業は全員クリア。 |
| 第10回 |
| 内容 |
学外見学会 |
| 詳細 |
葛西レストハウス、建築倉庫 |
| 報告 |
|
| 第11回 |
| 内容 |
演習課題その3 |
| 詳細 |
吉田五十八自邸の屋根構成をオリジナルに近い状態とした課題に取り組む |
| 報告 |
屋根伏図と立面図から模型用の図面の作図。
自力で作図を試みる学生と描き方を示した図面を見ながら作図する学生の割合はちょうど半分半分。 |
| 第12回 |
| 内容 |
演習課題その3 |
| 詳細 |
吉田五十八自邸の屋根構成をオリジナルに近い状態とした課題に取り組む |
| 報告 |
模型用図面の作図から模型の制作へ、18人中12名は形までもっていけた(1名欠席)。 |
| 第13回 |
| 内容 |
演習課題その4 |
| 詳細 |
屋根の構成が0度と90度にもうひとつ違う角度が入ったときの作図と模型に取り組む |
| 報告 |
全体の流れを示し、3日間で終了する課題であることを説明。これまでの図学作業を応用できるかどうかを問う課題。 |
| 第14回 |
| 内容 |
演習課題その4 |
| 詳細 |
屋根の構成が0度と90度にもうひとつ違う角度が入ったときの作図と模型に取り組む |
| 報告 |
作図に苦戦する学生、模型のパーツづくりに入った学生、進行に差はありますが、取り組んでいる様子は一様にみな集中していてよい調子です。 |
| 第15回 |
| 内容 |
演習課題その4 |
| 詳細 |
屋根の構成が0度と90度にもうひとつ違う角度が入ったときの作図と模型に取り組む |
| 報告 |
ほぼ全員が屋根の模型作成に進む、内5名が完成。 |
| 第16回 |
| 内容 |
演習課題総括 |
| 詳細 |
制作した課題の見直しと提出 |
| 報告 |
精度(作図と模型制作)に差はあるが、未提出者はゼロ。 |