浅野工学専門学校 Guide book 2025
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301929年2年制の混凝土(コンクリート)専修学校を創立。1940年学校を3年制に移行し、浅野高等工学校と改称。1947年学校を4年制に移行し、浅野学園工学部と改称。1976年法改正(学校教育法・専修学校制度)により学校法人浅野工学園1989年女子建築デザイン科設置(2年制・4月開講)。1995年専門士付与認定。1998年女子建築デザイン科を建築デザイン科と改称。2004年建築デザイン科、インテリアの2コースへと設置変更。2005年建築工学科に高度専門士(大学院入学資格)付与認定。2014年建築工学科・建築デザイン科ともに文部科学大臣より2019年創立90年。2024年建築デザイン科を建築設計・デザイン科と改称。工法講習所開設。・浅野工学専門学校と改称、建築工学科設置(4年制)。建築CAD科設置(2年制)。「職業実践専門課程」認定。浅野總一郎邸のステンドグラス本校創立者浅野總一郎邸の表側廊下に連続する高窓を飾っていたヨーロピアンステンドグラスの一部です。浅野邸は、1928年に本校初代校長阿部美樹志工学博士の設計により、東京都港区札ノ■に建設された当時大変珍しい鉄筋コンクリート造で、欧風のモチーフに東洋趣味を折衷した独自性豊かな「東洋趣味の新住宅」として話題になりました。第2次世界大戦終結以降は港区立芝浜中学校の校舎の一部として使われていたが21世紀初めの中学校の統廃合の中、残念ながら取り壊されました。大正14年、関東大震災後の都市復興のために「コンクリートのスペシャリスト」養成が求められました。そこで横浜市の委託を受け設立された混凝土(コンクリート)工法講習所が、浅野工学専門学校の原点です。近代日本のインフラづくりに貢献した創立者が興した学校だからこそ、建設業界と太いパイプを持っています。これまでも、実学を中心とした全科目必修のカリキュラムで学生に確かな知識と技術を提供し様々な資格取得を実現してきました。そして今も業界に有為な人材を輩出し続けています。浅野工学専門学校の校章は、3つのAの間にCとTが重なり合って形作られており、それぞれAsanoのA、ConcreteのC、TechnologyのTを表しています。前身である混凝土(コンクリート)工法講習所の開設を礎に、建築の道を志し未来を切り拓く夢と信念を象徴しています。沿革1925年浅野総合中学校内に横浜市の委託を受け混凝土(コンクリート)校章の由来

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