29浅野工学専門学校 理事長浅野 一浅野工学専門学校 校長加藤 直樹創設者である浅野總一郎は、京浜工業地帯の基礎を築き日本の興隆に邁進した実業家。しかし、若い頃は失敗と苦労を重ね、身を粉にして勤労。その總一郎の姿勢に共感し、渋沢栄一や安田善次郎らが事業の協力者として集いました。ある時、外国に港湾開発の視察に赴き、その発展ぶりを目の当たりにした後、横浜港を近代化し日本初の臨海工業地帯を独力で建設。その他、浅野セメント(日本セメ浅野總一郎の功績●南武線、鶴見線、常磐線、五日市線などを創設●後継者育成のために浅野学園中学・高校を創設●横浜市の委託により本校の前身である 混凝土(コンクリート)工法講習所を開設●日本で初めて『会社組織』をつくった近代実業家●日本で初めて原油を輸入し、日本で精製する MESSAGE本校は創立以来、創設者浅野總一郎翁の建学の精神である「勤労・奉仕・勉学」を掲げています。将来なすべき仕事を見据えた責任ある行動と実社会に尽くす心身を磨き、自己の目標実現に向け真剣に取り組み、挑戦し続ける若者の育成を使命としております。神奈川県横浜で築き上げた伝統と信頼と実績を基に、時代とともに変革する建設業界に応じ飛躍する卒業生を送り出していきます。本校では、実習・実験・演習を中心とした「実務教育」を推進しています。「実務教育」では学内の講義だけではなく、実務を学べるインターンシップ(職場実習)を企業と連携し、実習内容を検討して実施します。さらに建築の「仕事に就く」ためのキャリア教育としての業種説明会、ビジネスマナー講座、大手企業人事採用担当者による模擬面接など、就職へのサポート体制も万全。建築技術者に必要な「資格取得」のための学内講習もあり、充実した学生生活を過ごせます。ント→現太平洋セメント)、浅野造船所(日本鋼管→現JFEエンジニアリング)、鶴見埋築会社(現東亜建設工業)、鶴見臨港鉄道(現JR鶴見線)、南武鉄道(現JR南武線)、札幌麦酒(現サッポロビール)、浅野綜合中学校(現浅野中学校・高等学校)など現代に名を轟かせる企業・学校の基礎を作りました。挑戦を続けた「九転十起」の精神は、浅野工学専門学校にも脈々と受け継がれています。●日本で初めて東京の道路舗装を提案●日本で初めて富山県庄川に 東洋一のダム「小牧ダム」を築く●日本で初めて鶴見沖に大規模埋め立て地を造成●サッポロビール創立株主●帝国ホテル創立株主 ほかMESSAGE建設業界で飛躍する卒業生を送り出す「実務教育」による建築技術者育成創設者 浅野 總一郞100年先を見つめた学び。創設者 浅野總一郎による建学の精神「勤労・奉仕・勉学」。建築の技術教育事業の展開を通じて、社会の繁栄に寄与すること。これらは浅野工学専門学校の学びの柱となり、90余年間変わらず息づいています。「働く」ことを通して社会の役に立つ。自分のやりたいと思う仕事で活躍できる環境を手に入れるため、勉学に打ち込んで自分を高めていく。そんな未来を切り拓く夢と信念を抱き、建築の道を志す全ての若者達を私たちは応援しています。建学の精神「勤労・奉仕・勉学」
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